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大腸内視鏡検査~体験記~ [つれづれ帳]

大腸内視鏡検査の私個人の体験記です。
2011年6月2日。

まだ一度も大腸内視鏡検査を受けていなかったので、
一大決心をいたしまして(いや、大げさでなく)受けてきました。
病院で違う所もあるかと思いますので、
あくまでも私の体験ということでよろしくお願いいたします。
あ、こういうの弱い方は読まないでくださいね。

検査を受ける病院で検査日の予約と注意事項の説明を受けました。
検査時間が午後の3時ということもあり、
家で検査前の準備をしてくる方を選びました。

そのとき渡されたのがこちらのセット↓

P1050306.jpg

下剤、消泡剤、洗腸剤です。


●検査前日

大腸内視鏡検査ですので前日から食事を制限します。

その注意書がこちら↓

名称未設定 1.jpg

やっぱりそうとうに味気ないですよね。
大腸内にカスが残らないように消化の良いものということでしょう。

実はこの前日は寝たのが朝の6時で起きたのが11時でした。
それに寒かったせいかなんだか風邪気味で調子が良くありません。
起きたてでボーッとしていたせいか、
うっかりハンバーグを食べはじめてしまいました。
はっ!と気づいたときには、
すでに半分ちょっと食べていましたが慌ててやめました。
どうしょう・・・とうろたえましたが、
どうせ下剤で出しちゃうのだからと勝手に納得して、
後はちゃんと表にあるような食事をとりました。

そして検査当日の注意がこちら↓

名称未設定 2.jpg


●検査当日~腸内をきれいにする

先日からの風邪のせいか熱っぽいさと吐き気もしていて、
さらに未知の検査に対する極度の緊張で眠れません。
その上にお腹が空きすぎて吐き気を助長します。
夜は布団には早めに入ってものの、
もんもんゴロゴロと目はパッチりと冴えて寝ようと焦りますが寝られません。
しかも夕食のあとの下剤が夜中の2時頃と朝方の4時位に効いてトイレに。
するともう白々と夜が明けかかってきて、
ますます眠れずに、とうとう起きてパソコンを始めました。
おおっ!気づくともう8時すぎではありませんか。
と、いうことで徹夜状態で、しかも体調は熱っぽさと吐き気で最低状態。
こんなんで洗腸剤が飲めるのだろうかと心配になります。
心配している内に時間になり、
まず消泡剤の容器に水を入れナウゼリン1錠を一緒に飲みました。
ここで少し吐き気がやや収まりました。

洗腸剤を用意するのですが、銀色の包みの中にはこのようなパックが入っていて、
中に薬剤が入っています。
ごめんなさい。写真撮り忘れたので使用したあとのものです↓
(リポDは大きさを見るためのものです。)

P1050310.jpg

成分を見ますとこれ絶対に美味しくなさそう↓

P1050309.jpg

これに水を入れるのですが2リットルって結構凄い量ですよね!
吐き気がするのにこれを飲むってものすごく不安になります。
病院に今日はダメですって電話しそうになりました。
でも、前日からの食事制限を考えるとまたあれをやるのは嫌だな、
吐いたら吐いたでいいやと決心して飲み始めました。

まず最初の約200ccに挑戦。
はっきり言って美味しくありません。
どうしよう、よけいに吐き気がひどくなる。
ちょっと戻しそうになりましたが、ゲップが出てなんとか楽になりました。
この2リットルを約2時間で飲まなくてはなりません。
ううっ!先は遠い・・・吐き気と戦いつつなんとか1リットルをクリア。

お腹の中をぐるぐると薬剤が巡っていくのがわかるような感じです。
その辺りでトイレに行きたくなりました。
トイレの回数を記録するようになっていますので最初の時間を記入。、
こんなに行くのかなと思いつつもさらに我慢に我慢を重ねつつ洗腸剤を飲む、
トイレの繰り返しになって来ました。
この間いちおう下剤なのでお腹が痛くなるのではと思っていましたが、
お腹がゴロゴロするものの痛むことはありませんでした。
予定より30分ほど時間をオーバーして2リットルを飲み終わりました。

飲み終わったパック↓

P1050308.jpg

まずかっただけに飲み終わった時は嬉しかったです。
腸が活発に動いて急にもようおしてはトイレに駆け込むが、
だいたい午後の2時位まで続きました。
結局17回も行きました。
ウォシュレットじゃないのでトイレットペーパー拭く度に痛くなってきて困りました。
私の場合10回目を過ぎたあたりからどんどん黄色が透明に近づいて行きました。

ここで病院に行く時間になりましたので、雨の中を病院に向かいました。
お腹はゴロゴロしますがなんとか途中でトイレには行かないで済みそうです。


●検査当日~検査

さて予約時間の5分前に病院の検査室に着きました。
看護師さんに前日の朝食にハンバーグを食べてしまった事を言いました。
便の状態が薄黄色の透明状態ということで大丈夫との事でした。
よかった、これでやり直しだなんてそりゃぁもう無理ですって。

さて、いざ検査。まず検査着に着替えます。
検査着のズボンはお尻の所に穴が空いています。
(これを間違えるとちょっと恥ずかしいことになりますね。)
それで検査着の上は裾が長めでちゃんとお尻が隠れるようになっているんです。
なるほどちゃんと考えてあるんだ。

着替えた所で、
活発な腸の動きを押さえる薬と痛み止め気分が楽になる薬を血管に注射します。

とうとう検査台へ。
アレを入れられるのはそうとう違和感があるだろうと予想していましたが、
先生が上手なのか意外にもすんなりと内視鏡が入りました。
始めは左を下にして横向きの膝をやや丸めた感じで、
途中で仰向けで左膝を立ててそこに右足を乗せます。
痛みもなく小腸との境に届きました。
そうそう大腸にガスを注入して膨らませます。
奥まで入れて抜きながら大腸をくまなく調べます。
仰向けの状態ではモニターを見せてくれます。
普通に会話も出来ます。

検査の開始前と終了時に血圧を測りましたが異常ありませんでした。
で、なんとも意外にあっけなく検査終了となりました。
その後パソコン画面見ながら先生の所見を聴きます。
ポリープもなく綺麗な状態ということで異常はありませんでした。
いやぁ、ホッとしました。
この病院では撮影した写真をプリントしたものを渡してくれます。

ちょっとなんなんでぬいぐるみでカバーしています↓

P1050312.jpg

終わってみて、本当に検査そのものは楽なものでした。
洗腸剤を2リットル飲むのが一番辛かったです。
看護師さんと話していて、昔はもっと飲みにくかったそうです。
今回はレモン・フレーバーのものでそうとう飲みやすくなったとの事でした。
吐き気が強く出る人用に錠剤もあるそうですが、
やはりカスが腸内に残りやすいそうです。
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