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アン・マキャフリイが大好き [本の作家の紹介]

ラッキーこたきちのこだわり●アン・マキャフリイ編

アン・マキャフリイで大好きなのは、なんと言っても〈パーンの竜騎士シリーズ〉が一番です。
分類上はSFとなっていますが、僕としてはSF+ファンタジーと思っています。
「竜の戦士」「竜の探索」「白い竜 」「竜の歌」「竜の歌い手」「竜の太鼓 」「竜の夜明け」「竜の貴婦人」「ネリルカ物語」「竜の反逆者」「竜の挑戦」「竜とイルカたち」「最年少のドラゴンボーイ(『塔のなかの姫君』所収) 」「竜と竪琴師」と、読んでいますが残念ながら結構忘れています。なんせ初めて読んだのは高校生の時でしたから。
大雑把な全体像で面白かったと覚えているのもありますが、細部の描写の面白さで印象に残っているものもあります。ドラゴンとの感応の儀式はとても印象に残っています。
この舞台になる独特の世界観は回を重ねる事に厚みをましていきます。
しかし、このシリーズ、毎回の冒険も興味深く面白いのですが、主人公の恋愛と成長が描かれていて、今回はどんなカップルが誕生するのだろうという楽しみもあります。

あと、どうしても印象強く残るのは〈クルスタル・シンガー〉のシリーズ。
「クリスタル・シンガー」「キラシャンドラ」の2作を忘れてはいけないでしょう。
絶対音感を使う特殊な職業という設定がぴたりとはまる、魅力的な女性が主人公。
この物語も、主人公の恋愛と成長を描いています。なんとも主人公の姿が映画的に残る感じが凄くします。

あとは「歌う船」シリーズや「恐竜惑星」シリーズとかも読みましたが、的確な設定と丁寧な描写でアイデアを見事に物語にしていると思います。
なんか、僕的にはハインラインのSFみたいに魅力的だと思うのです。


歌う船 (創元SF文庫 (683-1))

歌う船 (創元SF文庫 (683-1))

  • 作者: アン・マキャフリー
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 文庫



竜と竪琴師―パーンの竜騎士〈10〉 (ハヤカワ文庫SF)

竜と竪琴師―パーンの竜騎士〈10〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アン マキャフリイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫



竜とイルカたち ―パーンの竜騎士 <9> (ハヤカワ文庫SF)

竜とイルカたち ―パーンの竜騎士 <9> (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アン・マキャフリイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/07/21
  • メディア: 文庫



恐竜惑星〈1〉惑星アイリータ調査隊 (創元推理文庫)

恐竜惑星〈1〉惑星アイリータ調査隊 (創元推理文庫)

  • 作者: アン マキャフリー
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1986/12
  • メディア: 文庫



恐竜惑星〈2〉アイリータの生存者 (創元推理文庫)

恐竜惑星〈2〉アイリータの生存者 (創元推理文庫)

  • 作者: アン マキャフリー
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1989/06
  • メディア: 文庫

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ポール・ギャリコが大好き [本の作家の紹介]

ラッキーこたきちのこだわり●ポール・ギャリコ編

まず、ポール・ギャリコの作品で読了しているものをリストしてみましょう。
1)ハイラム氏の大冒険
2)スノーグース
3)ジェニー
4)雪のひとひら
5)七つの人形の恋物語
6)ハリスおばさんパリへ行く
7)幽霊が多すぎる
8)ハリスおばさんニューヨークへ行く
9)銀色の白鳥たち
10)愛のサーカス
11)ハリスおばさん国会へ行く
12)ほんものの魔法使い
13)ポセイドン・アドベンチャー
14)マチルダ
15)ズー・ギャング
16)シャボン玉ピストル大騒動!
17)海底の怒り
18)とんでもねずみ大活躍
と、まあ翻訳されていないものもあるとしても、けっこう読んでいると思います。ラッキーこたきちの場合、ひとりの作家の作品のをしぶとく追いかけて読んでいるのは他に、ロバート・A・ハインライン、ラリィ・ニーヴン&ジャック・バーネル、スティーヴン・キングあたりがダントツに多い。それは別の機会に譲るとして、話をポール・ギャリコに戻しましょう。
 なぜ、ポール・ギャリコという作家を知ったのか?それは昔、ラッキーこたきちが初めてサンタナとシカゴそしてジミ・ヘンドリッスらのレコード(当時はLPですね)を聴き、いわゆるROCKジャンルのミュージックにのめり込んでいた20代の頃に遡る。英語が苦手な不勉強ラッキーこたきちは、演奏が7割、ヴォーカル・パートが3割位のアーティストが好みだった。それは単に、インストパートでは英語の理解力は必要ないからだった。なんとも不純な動機のラッキーこたきちは、やがてEL&Pにはまり、ピンク・フロイドにも、もちろんキング・クリムゾンにもどっぷりはまった。当時でいうプログレ・ロックってやつだ。ジェネシス、PFM、カンサス、スティクス、キャラバンなどなど、そして遂にキャメルに出会ったのだ!そのキャメルというグループがポール・ギャリコの作品をテーマにしたコンセプト・アルバムを出した。それは「白雁(スノーグース)」というインストルメンタル・アルバムで、この原作を読んだのがポール・ギャリコとの出会いでとなったわけです。
 さらに映画の「ポセイドン・アドベンチャー」の原作者と知り、あわてて原作を読んだのですが、映画では描かれない魅力が沢山あり感動ものでした。その後、翻訳されいるものを次々と読んでいくようになりました。
 「ハリスおばさんパリへ行く」でハリスおばさんシリーズにはまり、「ジェニィ」で泣きそうになり、「マチルダ」で笑ってホロッとし、「シャボン玉ピストル大騒動」で純粋な少年の心に写る人々との出会いに感激しました。 そのどれもが、作者の心の暖かさを感じさせ、最後まで主人公を見捨てない優しさがとても心地好く、人間の持つ様々な愛を見事に表現していると思います。その他にも「愛のサーカス」「ズーギャング」「雪のひとひら」「ある人形の恋物語」「トマシーナ」など、どの作品を取っても素晴らしい感動を持っています。なによりも、決して人を見捨てない物語が心に響きます。ポール・ギャリコは大・大・大好きな作家です。


ジェニィ (新潮文庫)

ジェニィ (新潮文庫)

  • 作者: ポール・ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1979/07
  • メディア: 文庫



七つの人形の恋物語 (角川文庫)

七つの人形の恋物語 (角川文庫)

  • 作者: ポール・ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/23
  • メディア: 文庫



スノーグース (新潮文庫)

スノーグース (新潮文庫)

  • 作者: ポール ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 文庫



トマシーナ (創元推理文庫)

トマシーナ (創元推理文庫)

  • 作者: ポール・ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2004/05/25
  • メディア: 文庫



雪のひとひら (新潮文庫)

雪のひとひら (新潮文庫)

  • 作者: ポール ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/11/27
  • メディア: 文庫



七つの人形の恋物語 (海外ライブラリー)

七つの人形の恋物語 (海外ライブラリー)

  • 作者: ポール ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 王国社
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 単行本



ハリスおばさんパリへ行く (fukkan.com)

ハリスおばさんパリへ行く (fukkan.com)

  • 作者: ポール ギャリコ
  • 出版社/メーカー: ブッキング
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本



トンデモネズミ大活躍

トンデモネズミ大活躍

  • 作者: ポール・ギャリコ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1970/07
  • メディア: 単行本



ハリスおばさんニューヨークへ行く (fukkan.com)

ハリスおばさんニューヨークへ行く (fukkan.com)

  • 作者: ポール ギャリコ
  • 出版社/メーカー: ブッキング
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本

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