「竜と竪琴師」/アン・マキャフリイ [こたきちの図書室]
題名:「竜と竪琴師」〈パーンの竜騎士⑩〉
作者:アン・マキャフリイ/小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫SF1618
大好きな竪琴師ノ長ロビントンの半生が描かれています。何時もながらの目の前に絵が浮かぶような、色彩まで感じられる筆致に圧倒されます。竜と隙間に入るときのゾクゾク感も健在です。ロビントンの性格が気持ちよく描かれています。そして、それを支える生活もしっかりと描かれています。本編ではすでに亡きロビントン師ですが、彼の生い立ちを目の当たりにすると、なんか涙が出ます。本当に好人物でした。偉大な才能を発揮しパーンの歴史に刻まれる人物として、その心の豊かさを竪琴にのせて奏でてくれたら、これこそ最高の心への癒しとなりましょう。読了して暫く目を閉じて、パーンの物語全体を思うと、師の偉大さが胸に響きます。僕にとってこれはそういう作品でした。
作者:アン・マキャフリイ/小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫SF1618
大好きな竪琴師ノ長ロビントンの半生が描かれています。何時もながらの目の前に絵が浮かぶような、色彩まで感じられる筆致に圧倒されます。竜と隙間に入るときのゾクゾク感も健在です。ロビントンの性格が気持ちよく描かれています。そして、それを支える生活もしっかりと描かれています。本編ではすでに亡きロビントン師ですが、彼の生い立ちを目の当たりにすると、なんか涙が出ます。本当に好人物でした。偉大な才能を発揮しパーンの歴史に刻まれる人物として、その心の豊かさを竪琴にのせて奏でてくれたら、これこそ最高の心への癒しとなりましょう。読了して暫く目を閉じて、パーンの物語全体を思うと、師の偉大さが胸に響きます。僕にとってこれはそういう作品でした。
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