〈海の男/ホーンブロワー・シリーズ〉1~12巻/セシル・スコット・フォレスター [こたきちの図書室]
題名:〈海の男/ホーンブロワー・シリーズ〉1~12巻
作者:セシル・スコット・フォレスター
いわゆる海洋冒険小説で帆船(戦艦)が大活躍する。それまで帆船が出ている本格的な物語は、全く読んでいなかったので非常に新鮮だった。
主人公であるホーンブロワーは、英国海軍士官候補生から手柄を立てて、だんだん昇進していく。主人公の成長が楽しみでもあり海軍での階級の重さも痛感する。また、彼自身の悩みや苦悩、痛み、愛情など、人間としてのホーンブロワー自身が描かれていて、読みどころになっている。当時の帆船(戦艦)では、艦長は絶対的な存在であり人間としての資質を強く問われる。ホーンブロワーは人の情を知り、人を蔑まず、人にやる気を起こさせる等々、そういった心の持ち主に拍手を送りたい。しかしこのホーンブロワーは艦長になっても大時化の時は船酔いするのだから余計に親近感が湧く。
他に、海での戦闘態勢、航路の取り方、大砲の打ち方、帆の張り方、帆船独特の名称、食料、怪我は致命的になりうるなど、面白い要素がたっぷり描かれている。
作者:セシル・スコット・フォレスター
いわゆる海洋冒険小説で帆船(戦艦)が大活躍する。それまで帆船が出ている本格的な物語は、全く読んでいなかったので非常に新鮮だった。
主人公であるホーンブロワーは、英国海軍士官候補生から手柄を立てて、だんだん昇進していく。主人公の成長が楽しみでもあり海軍での階級の重さも痛感する。また、彼自身の悩みや苦悩、痛み、愛情など、人間としてのホーンブロワー自身が描かれていて、読みどころになっている。当時の帆船(戦艦)では、艦長は絶対的な存在であり人間としての資質を強く問われる。ホーンブロワーは人の情を知り、人を蔑まず、人にやる気を起こさせる等々、そういった心の持ち主に拍手を送りたい。しかしこのホーンブロワーは艦長になっても大時化の時は船酔いするのだから余計に親近感が湧く。
他に、海での戦闘態勢、航路の取り方、大砲の打ち方、帆の張り方、帆船独特の名称、食料、怪我は致命的になりうるなど、面白い要素がたっぷり描かれている。
パナマの死闘 (ハヤカワ文庫 NV 80 海の男ホーンブロワー・シリーズ 5)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1974/11
- メディア: 文庫
セーヌ湾の反乱 ハヤカワ文庫 NV 138 海の男ホーンブロワー・シリーズ 9
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/04
- メディア: 文庫
決戦バルト海 (ハヤカワ文庫 NV 124 海の男ホーンブロワーシリーズ 8)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976/10
- メディア: 文庫
海軍士官候補生 (ハヤカワ文庫 NV 36 海の男 ホーンブロワーシリーズ 1)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1973/02
- メディア: 文庫
海軍提督ホーンブロワー (ハヤカワ文庫 NV 172海の男 ホーンブロワーシリーズ 10)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1978/05
- メディア: 文庫
砲艦ホットスパーハヤカワ文庫 NV 59 海の男ホーンブロワー・シリーズ 3
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1974/01
- メディア: 文庫
トルコ沖の砲煙 (ハヤカワ文庫 NV 70 海の男ホーンブロワー・シリーズ 4)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1974/06
- メディア: 文庫
スペイン要塞を撃滅せよ (ハヤカワ文庫 NV 58 海の男ホーンブロワーシリーズ 2)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1973/12
- メディア: 文庫
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