珈琲(ペーパードリップ)の美味しい淹れ方 [つれづれ帳]
珈琲(ペーパードリップ)の美味しい淹れ方と珈琲の保存について
コーヒーが好きなもので淹れ方の基本を書いてみます。
慣れたら蒸らし時間を調節したり、粉を多くしたりと色々やってみると面白いです。
豆は銘柄により「苦み」系と「酸味」系に大きく2つに分けられます。
色々な豆を味わってみて気に入ったものを探しましょう。
何よりもコーヒーを自分の好みの濃さで淹れられるのがいいですね。
*ペーパードリップの抽出の仕方 2~4人分
1.お湯の用意
水は新鮮なものを使い、約1分位沸騰させて下さい。(長くても2~3分)水道水のカルキ分などはこれで抜けます。それ以上沸騰させ続けると、酸素が抜けて珈琲に力がなくなってしまいます。火を止めたら、蓋を半分くらい開けてお湯を少し落ち着かせます。抽出に適した温度は酸味系で90℃位、苦味系で80℃位、中庸なら83℃位がよいとされています。
ヤカンでは細くお湯が出せないのでポットにお湯を移すのがよいでしょう。
2.準備
ポット、ロト、サーバー、カップはよく温めておきます。またロトはできるだけ下の穴の大きなものを使って下さい。ペーパー(濾紙)をロトにセットしておきます。
豆はペーパードリップ用に挽いたものを人数分用意します。
3.粉の分量
粉は一人分約12グラム~17グラムが適量です。苦味系や酸味系、中庸系と珈琲の粉の量が違います。自分の好みの味になるように調節するのもよいでしょう。
また、一人分淹れるときでも二杯分淹れる方が、失敗も少なく美味しい珈琲ができます。(一人分の粉ではお湯がすぐに落ちてしまい、コクのある珈琲を抽出するのがむずかしくなります。)
また一度に淹れる量としては2~4人分位までが適当です。それ以上淹れる場合は回数を分けたほうが無難です。
4.抽出の仕方
・一度目の抽出~蒸らす
ロトに人数分の粉を入れて、お湯をできるだけ細く、静かに粉の中心に落とします。「の」の字を描くように、周囲にも少しずつお湯を落とし、粉全体にお湯がゆきわたるようにします。お湯が染みていないところがあると、お湯はそこをさけて通ってしまいます。
目安としては、サーバーに珈琲液がポタポタと落ちたらやめます。粉にお湯がまわり、粉が膨張し山がたにふくらみます。この状態で約10~15秒程おきます。
・二度目の抽出
中心から丁寧に細く「の」の字を描くようにお湯を注いでいきます。ロトの中心から始めて、渦巻き状に内側から外側、そして内側へと往復しながら注湯します。
粉が泡立つようにふくらんでくれば新鮮なよい珈琲の証拠です。やがて最初の珈琲がサーバーに落ちてきます。
・三度目の抽出
二度目の抽出で真ん中に窪みができます。この窪みのお湯が落ちきらないうちに三度目の抽出を始めます。同じようにお湯を注ぎますが、同様の方法でさつきより少し速めにお湯を注いでいきます。
このときにロトにセットしたペーパー(濾紙)近くにお湯を注ぐと、その部分は珈琲の層を通らないでそのまま下へ落ちてしまいますので注意しましょう。
5.抽出の完了
3~4回位で必要な量の珈琲を抽出します。抽出時間は酸味系珈琲で2分位、苦味系珈琲で3分30秒までに終わるようにします。終わるときは、まだ上にお湯が残っているうちにロトをサーバーからはずします。そのままにしますと、珈琲の脂分が下に落ちてしまい、せっかく抽出した透明な珈琲を濁らせたり、味を悪くするもとになります。
*豆と粉の保存について
1.豆の場合は常温でしっかりとしたビンやカンに入れ、高温多湿の場所をさけ、保存して下さい。
(6月から9月位の間は、冷蔵庫か冷凍庫へ。)
2.粉の場合は、年間を通して迷わず冷凍庫へ、使ったらすぐにしまいましょう。
コーヒーが好きなもので淹れ方の基本を書いてみます。
慣れたら蒸らし時間を調節したり、粉を多くしたりと色々やってみると面白いです。
豆は銘柄により「苦み」系と「酸味」系に大きく2つに分けられます。
色々な豆を味わってみて気に入ったものを探しましょう。
何よりもコーヒーを自分の好みの濃さで淹れられるのがいいですね。
*ペーパードリップの抽出の仕方 2~4人分
1.お湯の用意
水は新鮮なものを使い、約1分位沸騰させて下さい。(長くても2~3分)水道水のカルキ分などはこれで抜けます。それ以上沸騰させ続けると、酸素が抜けて珈琲に力がなくなってしまいます。火を止めたら、蓋を半分くらい開けてお湯を少し落ち着かせます。抽出に適した温度は酸味系で90℃位、苦味系で80℃位、中庸なら83℃位がよいとされています。
ヤカンでは細くお湯が出せないのでポットにお湯を移すのがよいでしょう。
2.準備
ポット、ロト、サーバー、カップはよく温めておきます。またロトはできるだけ下の穴の大きなものを使って下さい。ペーパー(濾紙)をロトにセットしておきます。
豆はペーパードリップ用に挽いたものを人数分用意します。
3.粉の分量
粉は一人分約12グラム~17グラムが適量です。苦味系や酸味系、中庸系と珈琲の粉の量が違います。自分の好みの味になるように調節するのもよいでしょう。
また、一人分淹れるときでも二杯分淹れる方が、失敗も少なく美味しい珈琲ができます。(一人分の粉ではお湯がすぐに落ちてしまい、コクのある珈琲を抽出するのがむずかしくなります。)
また一度に淹れる量としては2~4人分位までが適当です。それ以上淹れる場合は回数を分けたほうが無難です。
4.抽出の仕方
・一度目の抽出~蒸らす
ロトに人数分の粉を入れて、お湯をできるだけ細く、静かに粉の中心に落とします。「の」の字を描くように、周囲にも少しずつお湯を落とし、粉全体にお湯がゆきわたるようにします。お湯が染みていないところがあると、お湯はそこをさけて通ってしまいます。
目安としては、サーバーに珈琲液がポタポタと落ちたらやめます。粉にお湯がまわり、粉が膨張し山がたにふくらみます。この状態で約10~15秒程おきます。
・二度目の抽出
中心から丁寧に細く「の」の字を描くようにお湯を注いでいきます。ロトの中心から始めて、渦巻き状に内側から外側、そして内側へと往復しながら注湯します。
粉が泡立つようにふくらんでくれば新鮮なよい珈琲の証拠です。やがて最初の珈琲がサーバーに落ちてきます。
・三度目の抽出
二度目の抽出で真ん中に窪みができます。この窪みのお湯が落ちきらないうちに三度目の抽出を始めます。同じようにお湯を注ぎますが、同様の方法でさつきより少し速めにお湯を注いでいきます。
このときにロトにセットしたペーパー(濾紙)近くにお湯を注ぐと、その部分は珈琲の層を通らないでそのまま下へ落ちてしまいますので注意しましょう。
5.抽出の完了
3~4回位で必要な量の珈琲を抽出します。抽出時間は酸味系珈琲で2分位、苦味系珈琲で3分30秒までに終わるようにします。終わるときは、まだ上にお湯が残っているうちにロトをサーバーからはずします。そのままにしますと、珈琲の脂分が下に落ちてしまい、せっかく抽出した透明な珈琲を濁らせたり、味を悪くするもとになります。
*豆と粉の保存について
1.豆の場合は常温でしっかりとしたビンやカンに入れ、高温多湿の場所をさけ、保存して下さい。
(6月から9月位の間は、冷蔵庫か冷凍庫へ。)
2.粉の場合は、年間を通して迷わず冷凍庫へ、使ったらすぐにしまいましょう。
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